「世界の平和のために横浜の子どもたちができること」
本編38分
※本編は機密情報を含むため公開不可
横浜市国際局監修、横浜市国際交流協会(YOKE)の依頼のもと、子どもたちにSDGsを楽しみながら学んでもらう映像コンテンツを制作。企画提案、構成、ストーリー、脚本、キャラクターデザイン、撮影、アニメーション作画、作画監督、声優、モーション、コンポジット、編集、グラフィックなどほぼすべての要素を担った
現在も横浜市の小中学校で特別授業として上映中
コンセプト


「子どもたちがSDGsを楽しみながら学んでくれる映像を作ってほしい」
この要望から始まったプロジェクト。従来の学校教育コンテンツは基本的には子どもたちに一方的に「教える」内容である。子どもたちは正直である。そのために最初からどこか意欲的に見ることができず、飽きてしまう。その結果印象に残らない。それをすべて覆すものを創造してみようと考えた。
「アニメにしよう」
ただしそれは、単にキャラクターがピコピコと動いて解説するものなどではない。気を引くためだけの部分的な要素ではない。アニメであること自体が価値となり、アニメである意味が存在するものでなくてはならない。
子どもに、子ども騙しは通用しない


コンテンツ全体がストーリーとなっている
教育部分と娯楽部分が必然性を持ってリンクしている
アニメのクオリティも教育コンテンツの枠を超えたものに




この三つの柱を重視して映像を企画、構成した。一方的に教える従来の形から、「アニメ主人公が一緒に学んでくれる」ものとなった。コンテンツを視聴する子どもたちと同じように疑問を持ち、自分の考えを持ち、理解をしていく主人公。この存在がいることで視聴者は自ずと感情移入をして見入ってしまう。そして物語を通じて成長する主人公の姿に感動し、自己の啓発への意欲が高まる。
キャラクター

主人公:柳折康栄

案内人:よーくん
STORY
警視庁社会調査課の刑事、柳折康栄(やぎおりこうえい)は世界中で起こる社会問題を解決するために日々奮闘する。ある日、違法伐採事件を追ってその現場を目の当たりにした柳折は、このまま事件だけを食い止めても根本的な問題解決はできないと痛感する。そんな中、子ども向けのSDGsを作り出し活動する横浜市国際交流協会(YOKE)にヒントがあることがわかり調査に出向くことになる。辿り着いたYOKEで柳折が出会ったのは、YOKE案内人のよーくん。すこし破天荒な彼に振り回されながら、「子どもSDGs」について学んでいく柳折。SDGsや世界の子どもたちのことを知る中で、柳折は次第に子どもSDGsこそが未来の地球を作っていくカギだということに気付いていく。










